おはようございます。栃木県足利市の山火事が深刻ですね。雨も降らず、空気も乾燥していることで、一刻も早い鎮火と避難されている皆様にはお見舞い申し上げます。足利といえば、足尾銅山と日本でも最古の学校としてくにの史跡に認定されている足利学校を思いだします。現在はリカレントブームでもありますので、学びの大切さは実感ですね。

パウエル米FRB議長の上下院での議会証言で米が長期の緩和的な政策を継続するとの安心感から米株価が上昇、リスク志向の円売りが継続しました。円は主要通貨で2日連続の最弱通貨となっています。また、1日の変動幅として最も小さいドル円が0.9円、最も変動幅があったNZドル円が1.8円、ポンドが1.7円で、ボラティリティが出た感じです。本日は米10-12月期GDP改定値などがありますが、昨日にやった感があるため、なんとなく、今日明日は消化試合になりそうだと思います。ドル円は106円台での耐久時間が短いため、上が重い感があり、レンジは少し切り上がって105.50~106.50円くらいではないかと思います。クロス円も相対的にみると高値圏にあり、調整が起こってもおかしくはないですが、「押し目待ちの押し目無し」の格言もあり、ついて行くか、売り場探しなのではないかと思います。

■主要通貨ペアの前日の動き

出典:上田ハーローFXの提示レート(Bid)をもとに作成

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル円が105.23円、ユーロ円が127.84円、ユーロドルが1.2147ドルでオープン。パウエル米FRB議長の上院での議会証言を受けて市場のリスク志向心理が継続する中、円売りとドル売りが先行、ドル円はジワリと上昇を続けましたが、ユーロドルは10時過ぎに1.2165ドルの高値を付けて上げ幅を縮小、ユーロ円は128.20円付近で上値が重くなり膠着しました。ロンドン時間にはドイツ10-12月期GDPが前期比+0.3%に上方修正されたことなどが好感されて、1.2173ドル128.72円まで上昇、ドル円は105.90円手前まで買われました。その後も米長期金利が上昇、10年債利回りが一時1.4337%となると、ドル円も106.10円の高値を付けました。ただ、パウエル米FRB議長が下院での議会証言で「インフレ目標を達成するのに3年以上かかる可能性がある」との発言に反応して米10年債利回りが上昇幅を縮小、ドル円も105円台後半へと押し戻されました。反面、128.38円、1.2109ドルまで売られていたユーロは128.80円付近、1.2170ドル付近まで買いなおされました。

クローズ:ドル円 105.86円 /ユーロ円 128.76円 /ユーロドル 1.2163ドル。

■他通貨
ポンド円が148.45円、ポンドドルが1.4108ドルでオープン。リスク志向心理でのポンド買いが継続する中、テクニカル的な買いが持ち込まれ、10時過ぎには150.06円、1.4236ドルの高値を付けました。買い一巡後は149.50円付近、1.4170ドル付近まで押し戻されましたがロンドン時間序盤までは底堅い動きとなりました。しかし、ドイツ10-12月期GDPの上方修正を受けてユーロポンドでのユーロ買いとなったことや米長期金利上昇からポンド売りが加速、149.20円付近、1.4085ドル付近まで下落しました。パウエル米FRB議長が改めて緩和的な金融政策の継続を下院で証言したことで、ポンド円は149.80円付近まで回復しましたが、ポンドドルは1.4140ドル付近までの回復に留まりました。

クローズ: ポンド円149.68円 /ポンドドルが1.4136ドル

豪ドル円が83.24円、豪ドル米ドルが0.7906ドルでオープン。市場のリスク心理に豪ドル買いが先行、10時過ぎには83.78円、0.7943ドルの高値を付けました。NZ準備銀行(RBNZ)は現行のまま政策金利と資産購入プログラムを現状維持で決定、声明ではハト派的な政策継続を示したことで豪ドルも上げ幅を縮小ました。その後は米長期金利の上昇に伴い、豪ドル円はドル円に連れて84円手前まで上昇、豪ドル米ドルは0.7984ドルまで小幅下落しました。パウエル米FRB議長の下院での緩和的な政策を続けるとのハト派的な発言を受けて米株価が大幅上昇したこと、ロバートソンNZ財務相が、住宅価格をNZ準備銀行が金融政策に考慮するとの発言を受けたNZドルの上昇に連れて終盤には84.40円手前、0.7970ドル手前まで上昇しました。

クローズ:豪ドル円84.31円 /豪ドル米ドル0.7963ドル。

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