【1】市場比較 |
外国為替市場 | ビットコイン市場 | |
発行主体
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中央銀行 | 無 |
管理者が存在することで、万一の際でも信用力や安全性が確保されています。 | 管理者が存在しないことで、利便性が高い反面、相応のリスクが伴います。 | |
市場規模 |
明確 | 不明瞭 |
全世界1日当たりの為替流通量は、2010年に3.9兆ドル、2013年に5.3兆ドル、2016年に5.0兆ドル。安定的に推移しています。(数字は国際決済銀行BIS発表)
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ビットコイン流通量は公式データがなく、不明です。 | |
相場変動幅 |
小 | 大 |
ドル/円レートの2017年一日最大値幅は2.3円。1円以上の値幅をつけた日が計65日。世界経済のダイナミズムを直に味わうことができます。
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ビットコイン/円レートの2017年一日最大値幅は約200万円。目まぐるしい相場変動が大きな特徴です。 | |
相場変動要因 | 明瞭 | 不明瞭 |
需給バランス、経済情勢など様々な要因により相場が変動します。市場規模が広大なことから、インサイダー取引の心配はなく、取引の公平性・透明性が確保されています。
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需給バランスで相場が決まります。ビットコイン個人取引の9割以上が投機目的と言われているとおりに、投機性が高い商品です。 |
【2】商品比較 |
FX | ビットコイン(レバレッジ取引) | |
取引最小単位
・必要保証金 |
1,000通貨単位 | 0.001ビットコイン または 0.01ビットコイン単位 |
個人の方はドル/円・1,000ドルの取引で、4,300円程が必要です。(1ドル=107円レート計算) |
ビットコイン/円・0.01ビットコインの取引で、400円から2,000円程が必要です。(1ビットコイン=100万円レート計算)
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スプレッド
(買値・売値の差) |
狭 | 広 |
市場流動性が高いことから、レート配信に安定性があり、低スプレッド化が浸透しています。ドル円レートでは1銭(0.01円)程度です。 | 市場流動性の違いから、レート配信の安定性は低く、スプレッドは広めです。ビットコイン円レートは、レバレッジ取引では数百円~数千円程度、現物取引では3万円程度です。 | |
手数料 | 無 | 有 |
口座開設・口座維持がかかりません。取引手数料もゼロまたは低額化しています。
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口座開設・口座維持などの手数料はかかりませんが、「レバレッジ手数料」や「ポジション管理料」が発生することがあります。 | |
スワップポイント
(金利差の受払)
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受取有 | 受取無 |
高金利通貨を買えば、数円~数百円の受取。取引金額に比例して受取額も増えます。
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受取スワップポイントは無く、一方で、支払スワップポイントが発生することがあります。 | |
取引時間 | 月~金の24時間 | いつでも |
月曜から金曜までは祝日を含めて取引可能です。特に日本時間平日夜間は参加者が最大となるゴールデンタイム。週末は休場です。 |
週末を含めていつでも取引可能です。ただし、休場時間がないため、システムメンテナンスの際は、相場が動く中で取引ができないことになります。 | |
信託保全
(ご資金の保全)
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有 | 無 |
万一、FX会社が破綻した場合であっても、信託保全制度により、FX会社が契約する信託銀行から受益者代理人を通じて、お客様へご資金が返還されます。
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信託保全制度の義務付けはありません。 |
【3】税制比較 |
【まとめ】 ~外国為替(FX)の魅力が今、改めて見直されている!~
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